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耳子 2007年09月07日 (金) 16時56分




もう何年も前の事。



どうせ父さんは覚えてないでしょう?



でも僕は覚えています。







あの凛とした青い空の約束を_____










悟飯は珍しく機嫌が悪かった。
なんというか、触ってはいけない理科の実験道具を彷彿させた。理由は複雑なもので、今日は父親とある約束の日らしいのだが、父親が覚えているそぶりがまったく無いのだという。
「悟飯くん、いいかげん教えてよ?その約束。なんなの?」
「なんでビーデルさんに言わないといけないんですか?」
天然でかえされた。
「そりゃ、悟飯くんがそんなに機嫌悪くなるくらいの記念日なんでしょ?今日。気になるじゃない。」
「いいません。僕と父さんとの大切な記念日なので。」
あのビーデルでさえこの扱い方である。悟飯は相当機嫌が悪い。やがて授業も終わり、みな家に帰っていた。悟飯を除いては。悟空との記念日の事にうつつを抜かし、それを教師に注意され、追加課題を出されてしまったのだ。そんな事がチチに知れたら大変な事しなるので、教室でひっそりと課題を仕上げているというワケだ。
「あーダメだ。ぜんぜん頭に入んない。それにこの問題だけなんでわかんないんだよー・・・」











「2x+(1/2)y-b」










一瞬またたく父さんの声。
「父さん!?」
振り返るとそこに悟空の姿は無かった。代わりに紙がおいてあった。それにはこう書かれていた。

”今日、記念日だったな!オラ覚えてるぞ!”

悟飯はその紙をぎゅっと抱きしめた。
記念日とは、悟空がラディッツから悟飯を命がけで護った日の事。魔人ブゥの時やフリーザやセルの時も、自分は父さんに護られてきた。だから、初めて父親に護られた日には、一日だけ自分が父親を護る日なのだ。つまりその日は悟空は戦えない。悟飯に護られるから。







「父さん・・・・本当に、本当にありがとう・・・・・・・・僕、父さんの子でよかったよ・・・・・・・・・・・」











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