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耳子 2007年09月05日 (水) 20時57分



「悟飯くん!一緒にお弁当食べよう!」
「何よ!あたしが先に言ったのよ~」
「関係ないでしょ!悟飯くん、あたしとどう?」
「え、僕は・・・・(汗)」

今日も悟飯は女達に囲まれている。頭脳明晰、成績優秀、性格はとても優しく、顔もカワイイ系。・・・・人の皮をかぶった虎のような女達がこんな悟飯をほおっておく訳が無かった。否、ほうっておこうとしても出来ないのだ。高い所にある本なら必ず取ってくれるし、クラスで浮いている子がいれば絶対に話の輪の中に入れてくれるし、作ったお弁当も絶対に捨てず、残さず全部食べてくれる。これでは無理だ。ほうっておけない。誰でも惚れる。
「・・・・・(怒)」
「ビーデルさん・・・そろそろ機嫌直してくださいよ~・・・・」
そんな悟飯をよそに、ビーデルはやっぱり悟飯と口を聞こうとしない。無理もない。悟飯にお弁当を渡そうと思って悟飯の所へ行ってみたら、悟飯は女達に囲まれてお弁当を大量に渡されていた。しかも悟飯は、

「ありがとうございます。ちゃんと全部食べますね。」

と言ってお弁当を受け取ったのだ。大好きな彼にお弁当を渡そうとした瞬間、その彼が他の女達からお弁当を嬉しそうに貰う所を目の前で見てしまったのだから、ビーデルが怒るのも無理もない。
 結局、悟飯はビーデルと仲直り出来なかった。しかもビーデルはついに一日中、口を聞いてくれなかったのである。仕方ないので悟飯は父である悟空にどうすればいいか相談してみる事にした。
「お父さん、僕どうすればいいですか?」
「どうすればって・・・・。弁当いっぱい貰って嬉しくないのか?」
「そりゃ、一生懸命作ってくれたお弁当を僕なんかのために作ってくれるのは嬉しいですし、お弁当もおいしいですけど・・・・でも、僕は他の女の子からのたくさんのお弁当なんかよりも、世界でたった一つのビーデルさんの弁当が欲しいんです!・・・・他には・・何も・・・。」
「・・・・・お前それクリリンが聞いたら怒るぞ。」
「お父さん、本当に僕どうすればいいでしょうか?」
悟飯は悟空に聞いた。実は悟飯はたいして期待はしていなかった。”結婚”の意味も知らずに仲間達の誰よりも早く18歳で結婚した父の事だ。あまり良い答えはでないだろうが、好きな女の子の事を母親や弟に聞くのはさすがに恥ずかしかったので父親に聞いただけのこと。今回だってどうせ”オラ飯が食えればなんでもいいぞ!”とか言うに決まってる。

「オラ飯が食えればなんでもいいぞ!」

ほら~・・・。言っちゃってるよ~。子供より妻より仲間より親よりお父さんは夕食の方が大事ですもんねー・・・。

「でもな」

え?

「飯は”なんでもいい”けど、人は”お前がいい”で選んでるぞ!」

_____お父さんはすごい。数式は解けないのに、僕がずっと悩んでいた問題の答えはすぐ見つけ出す。そうですね。お弁当は”なんでもいい”、人は”誰でもいい”じゃダメなんですよね。お弁当は”なんでもいい”、人は”ビーデルさんがいい”で接しないとダメなんですよね。その気持ちが伝わらなかったから、ビーデルさんは口を聞いてくれなかったんですね。
「お父さん!僕、今からビーデルさんの家に行ってきます!それで、ビーデルさんに謝ってきます!」
「おう、行ってこい!」
悟飯はドアから勢い良く飛び出し、空の彼方へ飛んでいった。


「あら?悟空さ、悟飯ちゃんはどこへ行ったべ?」
「ん?ああ、悟飯なら彼女の家に行ったぞ?多分明日の朝まで戻ってこねぇだろ。あ、それから明日から悟飯の弁当はいらねぇぞ。愛しの彼女が作ってくれるらしいから。」
「・・・・・エエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!???????????????????」

チチは気絶した。

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